忍者ブログさんの‘トラバお題’でございますw
実に1年前のこのお題(え
夢の内容・・・最近のじゃなきゃだめですかね??
中1の時の夢でもいいかなぁ・・・??
ま、良しとしよう(笑
これは夢を見る前のリアルに起こった話なんだけど。
中1の冬。
部活に行きたくなくてずる休みした私。
じつは私の中学(ここではY中と呼びます)の裏にはお墓があるんです。
アカゲの墓(だったかな?)て呼ばれてて、結構有名なんです。
私の通学路はたくさんあって(え
3通りも4通りもあるんですけど
その日はたまたまそのお墓とY中を挟む道を通って帰ってました。
確かその日はすぐに日が沈んで
ちょっとだけ薄暗かったと思います。
私、ホラーとか苦手なんで
お墓を早く抜けて家に帰ろうと早足で歩いてました。
しばらくスタスタと静かな道を歩いていると
前の方をキョロキョロしながらおばあさんが歩いていました。
とりあえず早く帰りたくて。
そのおばあさんの脇を通り抜けようとしたのですが
「お嬢ちゃん」
とおばあさんから声をかけられたのです。
「はい?」
と聞くとそのおばあちゃんはにっこり笑いながら
「○○さんちがどこにあるか分かりますか?」
と問い掛けてきました。
ちょうど私の近所の人だったので
そのままおばあちゃんをその家へ連れて行きました。
そのおばあちゃんは遠いところからその人に会いたいがために来たんだと話していました。
程なくして。
おばあちゃんが行きたかった家へ着いたのですが
「ここじゃないのよ、お墓の○○さんちを探していたのよ」
と言われたので
とりあえずお墓にUターン。
あたりはかなり薄暗くなっていて目が悪い私にとっては不便極まりなく。
お墓探しも難航したのですが
どうにかおばあちゃんが求めていたお墓を見つけることが出来たのです。
(大体、お墓を探してるんです、て言ってくれればこんなに時間かからなかったのに・・・)
とぶつぶつ脳内で文句を呟いていたら。
突然そのおばあちゃんが私に一羽の折鶴を渡したのです。
「この折り紙は広げちゃあだけだよ?大事に大事に持っておいてね。」
との言葉と共に。
「え・・・??」
と聞くと。
そのおばあちゃんが下からスウッと消えていっちゃったんです!!
あぁ・・・夢の話がメインなのに
プロローグが長くなってしまった・・・(汗
とにかく!!
これはホントのホントに実話なんです!!!
今も手元に鶴があるし。
まだまだ夢の話じゃないんですけど(汗
それから暫く経って。
私は私の幼馴染の女の子にこのことを話したんです。
その子は行動が早いのかなんなのか;
私とは正反対な性格の持ち主で。
私は決して折鶴をただの折り紙に戻さないでおこうと決めていたのに。
その子が広げてしまったんです。
中には
再会
と達筆な文字で書かれた半紙が入っていたんです。
ここから夢の話ー。
その日の夜。
いつもどおりの時間に布団に入り
いつものようにいつのまにか眠ってしまっていたんですけど。
夢の中にそのおばあちゃんが出てきて
「・・・鶴を広げてしまったんですか・・・。なんで広げたんですか?
私はもう一度あなたに会いたかった。
もう・・・生きていても死んでしまっても会うことは許されないでしょう。」
と言い残しまたスウッと消えてしまいました。
なんだか暗い話をすみません・・・
でもホントに悲しかったですよ。
もう会うことはないけど
おばあちゃんのことは忘れない・・・と思われます(え